趣味の釣りを継続するために、ガチで投資を考えています。
本日もパートさんたちと一緒に、昼飯を食べていました。
相変わらず何ですが、話題が「飛ぶ!飛ぶ!」状態。
私は1つの話題に対して、あれやこれやと「妄想」してしまうんで、
とてもではありませんが、付いて行けないんです。
そんな中で「節分」が話題になりました。
「恵方巻き作んの~?」
「面倒臭いから買うに決まってるやん!」
「豆、撒くん~?」
「後の掃除が大変やから、せえへんって!」
「それよりも、どこそこの恵方巻きがメッチャ美味しそうやん!」
「何言うてんねん、こっちの方が美味しそうやって!」
「あんたら何も調べてへんな~。ここの恵方巻きは最高やで!」
ってな感じで、止め処無く続くんです。
「節分」の意味を本当に理解してんのかな~、って思いながらも
恐る恐る話しかけて見ました。
「節分って、「季節を分ける」という略語なんですよ」
みんなが、「そんなんどうでもええねん」って顔。
どうせやったら無視されても構わないんで、我が家の「節分」を
説明してみました。
意外とみんなが食い付いて来たんで、ちょっとビックリでした。
我が家では必ず「祈祷」された大豆を使います。
昔は神社で購入出来たんですが、現在では購入出来ない状況になり
つつあります。
それ故、個人的に購入した大豆を神社に持って行き、「祈祷」して
頂いています。
つまり、大豆に「厄払い」と「邪気払い」の力を得るためです。
「厄」とは、
「その年に悪影響を及ぼした「鬼」のこと」。
「邪気」とは、
「新年に悪影響を及ぼそうとしている「鬼」のこと」。
これらを「払う」行事こそが「節分」なんです。
ここで順序というものがあるんです。
①厄払い
②欲払い
③邪気払い
①について。
最初に、その年に悪影響を及ぼした「鬼」を「払う」必要がありま
すよね。
だから最初に、「祈祷した大豆」を歳の数だけ食べるんです。
これで「厄払い」が出来るんです。
②について。
「欲」が「邪気」を呼び込む、って考え方なんでしょう。
この「欲」を自分自身に持込ませないために、「恵方巻き」って
もんが存在してるんです。
具材の種類は問わへんけど、必ず7種類であること。
そして、恵方の方角を向いて何も喋らずに食べ切ること。
だから自分の好きな具材を7種類巻いて、巻き寿しにして食べてい
ました。
③について。
ちなみに、「北東」の方角が「鬼門」になっています。
反対の「南西」は「裏鬼門」になってるんです。
だからこの方角に、自分の歳の数だけ大豆を撒きます。
これで邪気(鬼}を払うことが出来るんです。
パートさんたちは、
「鬼は外、福は内」
ということで、③にしか目が行って無かったみたいなんですが、
我が家では「厄払い」も兼ねているんですよ、って文言に賛同
してくれたみたいなんです。
しかし、ここから質問攻めの始まり、始まり~・・・。
「何で大豆なん?」
知らん!ちゅうねん。
「鬼を祀ってる神社があったら、どうないすんの?」
知らん!ちゅうねん。
でも個人的な記憶の中では、
「福は内、鬼も内」
って地域もありました。
「鬼」を祀る以上は、「鬼」を「邪気」とは見做していないん
でしょうから、必然的にこうなりますよね。
「「鬼門」及び「裏鬼門」に撒いた「大豆」はどう処理すんの?」
「放置」です。
だって「払い」の力を授かった大豆を、何で掃除して除去せんと
アカンねん・・・。
それやったら「大豆を撒く意味無いやん!」
ってこと。
神社に「祈祷」して頂くってことは、その効力と共に「持続性」
も求めている、ってことなんです。
「御守り」捨てる「バカ」がどこにいますか?
「御守り」の効力を信じているからこそ、「持続性」も求めてい
る、ってことなんじゃないのかな。
持続性の無い「守り」は、「守り」じゃないんですから。
スーパーで購入した「大豆」を投げて、意味あんの?
●●●追伸●●●
節分って、日本の「伝統」でしょ。
この日本の「伝統」をまったく知らない、目先だけの利益を追求
した企業が、「恵方撒き」を拡大していったんだ、って思います。
しかし「恵方」という考え方が、拡大されたのも事実なんですけ
どね。
しかし「恵方」の意味を理解している現代人、ってどれだけいん
のかな~?