ダボス会議と中国

釣りバカ親父です。
趣味の釣りを継続するために、ガチで投資を考えています。

明日20日は、いよいよトランプ氏が米国大統領になる日ですね。
私もこちらばかりに気を取られて、一昨日17日のダボス会議を、
全くもって失念していました。
中国の国家主席が初めて参加するんですからね~。

ってなことで、習近平氏がどのような演説をしたのか、早速で
すが、確認してみました。

詳細はこちら↓(AFPBB NEWSより)、

習近平ダボスで講演

ポイントとしては、以下の点が重要ではないのかな?

①世界の諸問題をグローバリズムに転嫁すんな。
②保護主義の殻に閉じこもんな。
③中国は、今後も門戸を開き、新興国がグローバリズムの恩恵を
 受けられるように、後押ししていく。
④2008年の金融危機は、自由貿易が原因ではなく、圧倒的な規制
 不足。

まあ~、よくもこれだけのことを言えるもんです。

①について。
つまり中国は、グローバリズムを支持している、ってことです。
では何故、中国はグローバリズムを支持するんでしょう?

答えは簡単なんですが、簡単にダボス会議をおさらいします。
ダボス会議とは、世界経済フォーラムが毎年1月に、スイスのダボス
で開催する年次総会なんです。
この総会には、世界中の政界や経済界のVIPが集まります。
そして、各国の競争力を指数化(経済力ではなく、競争力ってところ
が重要)して公表しつつ、グローバリズムに対応した経営(もしくは
経営環境なのかな?)を、非常に強く推奨しているんです。

つまり世界中のグローバリストの集まり!ってことです。
こんな場所で習近平氏が演説するんですから、グローバリズム大賛成
演説になるに決まってます。

ってなことで答えなんですが、現在の中国は輸出で経済が成り立って
います。つまり、人、物、金が自由に往来出来るグローバリズムの方
が、輸出大国である中国にとっては、非常に良い環境だと言えます。
さらにダゴス会議のメンバーに、「習近平はグローバリズム推奨派」
だと、アピールすることも出来ますからね。

②について。
こんなもんは、対トランプ対策でしかありません。
保護主義は輸出大国にとっては、天敵になりますからね。
そこをなんとかアピールしたかったんでしょう。
だって、何故保護主義がダメなのかっていう根拠が、全くもって示さ
れていないんですから。
評判取りの典型的なパターンですね~。

③について。
私が、今回の講演内容を見ていて最も頭に来たのがこの文言!!!!
本当にマジで
「ふざけんな~~~~!!!!!!!」
なんです。
中国が経済支援という名の下に、中国のインフラ整備を受注した国が
世界にどれだけあるんでしょう?
そして、それらの国のインフラ整備はどうなっているんでしょうか?

私が記憶しているだけでも、これくらいはありますよ。
●インドネシアの高速鉄道
●ベネズエラの高速鉄道
●ポーランドの高速道路
●スリランカの公共事業

等々・・・。その他にもジョージアとか、南アフリカとかでもかなり
ムチャクチャなことをやってるみたいですね。

皆様も世界のメディア情報を見て頂ければ判りますが、これら全ての
結末が、非常にお粗末なんです。

これもまた理由は簡単。

中国は「利」の国です。だから大量の資金を出す約束をする代わりに
中国企業と中国人を、その国に輸出します。
そして中国政府による資金を中国企業と中国人が、支援先国家におい
て独占しちゃいます。
結果的に現地の雇用は生まれても、二束三文で働かされるだけ。
挙句の果てには、中国人が集団になって中華街的なものまで作ってし
まう。

これじゃ、さすがにその支援国国民がブチ切れますよ!

さらに深刻なのが環境汚染!

中国本土が環境汚染されているのに、他国で環境汚染を意識してまで
投資をする訳が無いじゃないですか。

つまり中国は「利」しか目に無いので、自国の「利」のためならば、
他国の環境がどうなろうと「知ったこっちゃない」国なんですよ。

私の結論ですが、
「中国って、言ってること、やってることが矛盾だらけ」
ってことでなんです。

だって、確かに中国はインフラ投資をしていますが、そのインフラを
受け持ってるのは中国企業ですし、そこで働く労働者は中国から来ま
すし・・・。
相手国にとっては、踏んだり蹴ったりですよね。

相手国も中国の投資に関しては、かなり苦言を呈している国が増えて
来ていますし、その情報も既に世界に流れてしまっています。

この状況ではさすがの中国も、「このままじゃ、ヤバイ!」って思う
はずです。
だからダゴス会議で、グローバリズムを賞賛したんでしょう。

世界の政界と経済界を、取り込むことが出来るかもしれないんですか
らね。

習近平氏って、かなり頭は良さそうですね~。                              

この中国の揺さぶりに、トランプ氏はどう答えるのか?
興味が尽きません。

●●●追伸●●●
④については、どうでもいいことなんで書きませんでした。
だって「バカか?」しか思い付かないですもん。

世界経済フォーラムっていうVIPに、中国は擦り寄ることが
出来たんでしょうか?

グローバリズムとナショナリズムとの全面戦争の元年こそ、
2017年かもしれませんね。 
                                    

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