安保理決議に見る中露関係のギクシャク度

釣りバカ親父です。
趣味の釣りを継続するために、ガチで投資を考えています。

本日も帰宅時にリハビリルームへ直行です。
これで明日も行けば、かなり腰も楽になりそうな感じ。

ってなことで釣り仲間にTELして「飲みに行かへん?」って誘っ
てみたんですが、全員が「明日から家族と旅行やねん!」ってな
返事・・・。
はっきり言って、「おまえら何連休やねん!」。
でも羨ましい限りですね。

本日は「何と無く北朝鮮・・・?」で考えています。

事の発端は、4月12日に行われた国連安保理において、「シリア
非難決議案」の採決があったんですが、ロシアは拒否権を発動し
たんです。ところが中国は棄権したんですよ。
最初にこの報道を見たときに、「あれ~?」ってなりました。

そして4月19日に、国連安保理で「北朝鮮非難声明」の採決にお
いても、ロシアは拒否権を発動したんですが、ここでは何とです
よ!中国も賛成に投票しているんです。
さすがのロシアも「あれ、何これ?」ってなったんでしょうね。
翌日には賛成に回っています。

何と無くですが、中露関係がギクシャクしつつあるように思えま
すよね。

だって今までだったら、「米英仏vs中露」っていう構図が常任理
事国にあったのに、中国がその構図を打ち破ってきたからなんで
す。

私は、現在も中国の「米中2極化」という大戦略に変更は無いもの
と考えていますが、習近平氏の目先の問題は秋の中国共産党大パー
ティであって、そのためには今の北朝鮮問題を、何としてでもクリ
アする必要があります。

何故なら米中首脳会談で、トランプ氏に宿題を押し付けられたから
でしょう。
トランプ氏:「習さんさ~、北朝鮮何とかしろよ!」
習近平氏:「こっちもできる限りのことは、やってるんだ!」
トランプ氏:「それなら、もっと制裁を強化出来るだろ!」
習近平氏:「やれることは、我々もやっている」
トランプ氏:「化学兵器を使用したシリアに爆弾攻撃したぞ!」
習近平氏:「え~!」
トランプ氏:「中北石油パイプラインのバルブを閉めるだけやろ!」
習近平氏:「(あそこは江沢民派の軍区だから、そう簡単に閉めるこ
      とは出来へんし、どないしよ?)・・・無言」
といった、漫才ネタが出来上がりそうです。

確かに北朝鮮とロシアに国境を接している軍区は「瀋陽軍区」で、
この軍区は江沢民派が牛耳っている、と言われています。

地図で見るとここ↓

瀋陽軍区.png
(出典:ウィキペディア)

江沢民派が牛耳っている以上、瀋陽軍区は反習近平派とも言えます
よね。
つまり、中国には7つの軍区が存在しますが、その軍区内でも習近
平派と反習近平派に分裂している、って考える事ができます。

では北朝鮮への石油パイプラインを閉めるにはどうすれば・・・?

瀋陽軍区を牛耳る江沢民派を排除するか、習近平派の軍区が瀋陽軍
区を占領する、何てシナリオが最初に頭に浮かびます。
ただこれは、中国共産党内部での内ゲバになりますので、習近平氏
もこれは臨まないはず。
だから北朝鮮には、大パーティが終わるまでは暴発して欲しく無い
のも当然。

だから江沢民派に擦り寄りながら、北朝鮮への石油パイプラインを
少しずつ閉めさせていこうと、色々画策しつつあると思われます。

では何故ロシアとの距離を、ここにきて置いたんでしょうか?

中国は「利」の国です。
中国のみの「利」を追求する国です。
それ故、現在の状況を考えると、これまでのロシアとの関係を継続
しても、中国に「利」は無いと考えたんでしょう。
だって米中軍事戦争は有り得ないと思いますが、米中経済戦争は、
十分に考えられます。
ここで米国に経済戦争を仕掛けられたら、中国にとっては大打撃に
なります。
だからトランプ氏が出した宿題にも、それなりに応えようとしてい
るんじゃないのかな。

つまり現状ではロシアよりも米国を選択した、ってことでしょ。

そんな中、日露首脳会談が行われて、両首脳の共同声明で
「対話のために6カ国会議を再開すべき」ってな文言が、飛び出し
て来ました。
これって中国も同じことを言って来たんですが、日露首脳の共同
声明でも出て来るとは、正直なところ、驚きました。

今までの6カ国協議って、かなり中国主導で実施されて来たんです
けど、ここに来て、日露(+米国)主導で6カ国協議を実施してい
こうよ、ってな方向転換が生まれつつあるのかも。

これって、安保理決議に対するロシアの復讐かもしれませんね。

●●●追伸●●●
とにかく習近平氏は、秋の大パーティまで耐え凌ぐしか無さそう
ですね。
ただ東南アジアに関しては、中国の海軍力増強を着々と進めてい
ます。
2隻目の中国産空母も進水式をしましたしね。
3隻目の空母はカタパルト方式を取り入れている、とも言われて
います。

北朝鮮同様に、中国にも経済制裁を加えないと、その内ですが、
東南アジアに欧州連合ならぬ中国連合が出来上がっちゃうかも
しれません。

では、その時、日本はどうするんでしょうね~?

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