阿部首相、国際交流会議「アジアの未来」スピーチから

釣りバカ親父です。
趣味の釣りを継続するために、ガチで投資を考えています。

本日は久しぶりにクリア野池に、会社帰りに行って来ました。
水深は深くても2m前後で周囲約200m程度の野池なんです。
しかもバサーが一人もいない!
「ラッキー」って思ったんですが、直ぐに理由が分かりました。

カエルが大繁殖してるんです。
何で野池でカエルが大繁殖するのか理解出来ないんですが、半端
無い数っぽいんです。
私はカエルは詳しくないので分りませんが、「ガー」とか「ゴー」
とか「グォー」とか「ヴォー」とか泣き声が多種多様すぎ!

めげずに釣りをしてみましたが、案の定、カエルが釣れる釣れる
で、本日は終了です。
今年はこの池での釣りは無理かな?

本日は6月5日に開催された国際交流会議「アジアの未来」につい
て、ちょこっとだけ。

6月5日に第23回目の「アジアの未来」が開催されました。
その晩餐会の中で、阿部首相はスピーチを行っています。

第23回国際交流会議「アジアの未来」晩餐会 安倍内閣総理大臣スピーチ
(首相官邸HPより)

全文は↑をご覧下さい。

今回、このことを取り上げたのは、日本のメディアの多くが、
○やっと日本も「一帯一路」に参加するんだ~
○これで日本も中国に屈したことになるよね~
○これで日本も米国から中国に方向転換しそうだよね~
ってな内容。

マジで「アホか!」としか、言いようがありません。

今一度、阿部首相のスピーチを確認して下さい。

このスピーチのどこに、そんな文言がありますか?
日本メディアの殆どが、「一帯一路」への協力も惜しまない、
という文言だけで判断している事が明々白々ですよね。

このスピーチには、「ルール」という言葉が数多く出て来てい
ます。

例えば、
○正当に評価されるルール
○モデルとなるルール
○TPPに結実したルール
○共通のルール
などなど。

ぶっちゃけ、これって中国に対する当て付けでしょ!
ルール守れよ!っていう・・・。

さらに阿部首相は、
「一帯一路の構想は、洋の東西、そしてその間にある多様な地域を
結びつけるポテンシャルをもった構想です。
インフラについては、国際社会で広く共有されている考え方があり
ます。
まず万人が利用できるよう開かれており、透明で公正な調達によっ
て整備されることが重要です。
さらに、プロジェクトに経済性があり、そして、借入れをして整備
する国にとって債務が返済可能で、財政の健全性が損なわれないこ
とが不可欠であると私は考えます。
国際社会の共通の考え方を十分に取り入れることで、一帯一路の構
想は、環太平洋の自由で公正な経済圏に良質な形で融合していく、
そして、地域と世界の平和と繁栄に貢献していくことを期待してい
ます」。
とまで、言い切っているんです。

暗に、中国によるインフラ投資が、融資先の国を苦しめて搾取し、
最終的にその国の土地を支配してるやん、ってこと。

ここから日本の宣伝が始まります。
「日本としては、こうした観点からの協力をしていきたいと考え
ます。
日本は、質の高いインフラパートナーシップを進めています。
日本には、こだわりがあります。
インフラは、安全で環境に優しくなければならない。
それは、日々、現場で問題が解決される中で守られています。
そこには、勤勉で誠実な人々がいます。
日本の新幹線を導入することは、高速鉄道にとどまらない。インド
の鉄道全体の近代化の大きな触媒となる。モディ首相の言葉です。
日本の協力は、メンテナンスも含め、技術が現地に根付くまでは終
わらないことをよく御存じなのです」。
何ともまあ~、日本をベタ褒めです。

中国を暗に批判しつつ、日本の優位性を発信する。
これだけのことが言える背景には、恐らくですが中国の
「一帯一路」+「AIIB」構想
って、日米主導の「世界銀行」や「アジア開発銀行」の協力が無い
と、まあ~「無理だよね」ってことを理解した上での発言なんだと
思われます。
だって、中国のインフラ融資を受けた国々の殆どが酷い目にあって
いますからね。

このように考えていくと、先月に開催された「一帯一路」の国際会
議への日本出席もそうですし、今回の「アジアの未来」での条件に
よっては日本も協力しますよ、ってな発言も阿部首相の中国に対す
るパフォーマンス、って考える方が自然じゃないですか。

阿部首相が言っていることは、非常に単純なんです。一言、
「ルールを遵守するなら協力する」
だけです。
もちろん、中国が決めたルールは「ルール」じゃ無いですよ。

ここからはいつものように、私個人の妄想に入ります。
中国における重要なポイントは、2つです。

①北戴河会議
②中国共産党大パーティ

①について。
これって皆様方はご存知だと思うんですが、毎年夏に開催される
非公式会議なんです。
では、何でそんなに重要なの?
理由は単純で、中国共産党内での対立が世間一般に知られるのを
避けるために、長老とか党幹部とか軍幹部何かが集合して、事前
に調整をしている、って言われているからなんです。
でもね、この会議って本当に謎だらけなんです。
まず、中国メディアがこの会議のことを報じることは一切ありま
せんし、いつ開催したのかも報道されませんし、誰が参加したの
かも分らないんです。
でも開催されているのは事実らしい・・・。
私が言いたいのは、ここで習近平氏が今現在の自分の力を、この
会議でアピール出来ないと、②の大パーティにて敗北を喫してし
まうかもしれない、ってことなんです。

②について。
習近平氏は、チャイナセブンを自分の取巻きで固めたいことに、
集中しているはずです。
だって習近平氏が、権力を完全に掌握出来るかどうかの瀬戸際
なんですから。
そのためには、①の会議にて自分の成果をアピール出来るだけ
の、中国に対する功績を残す必要があります。
ちなみに、今年5月に開催された「一帯一路」国際会議って、
習近平のアピールに応えるだけの内容だったでしょうか?
南シナ海では、常設仲裁裁判所がフィリピンとの領海権におい
て、「ちゃうわ~!」って判断を下していますし。
インドは「一帯一路」魂胆を見抜いて、国際会議に参加すらし
ていないし。
北朝鮮は「一帯一路」の開幕日に、弾道ミサイルを発射しちゃ
うし。
他にも一杯あるんですが、要するに習近平氏の功績も実績すら
も、「無いやん!」ってな状況だと思いませんか?
これで中国共産党の大パーティで、攻めて行けますか?
まあ~、無理でしょ!

だから阿部首相としては、条件付ながら「協力」って言葉を
使ったんだ、って考える方が理に適ってますよね。

このように考えると、阿部首相は習近平氏に「恩」を売ったこ
とになりませんか?

もちろん中国が、「恩義には恩義で応える」なんて精神を持ち
合わせている訳がありませんので、どれだけの効果があるのか
は不明ですが、少なくとも日本による先制攻撃には、ちょこっ
とですけどなったような気がします。

対中戦略としては、合格点を挙げてもいいんじゃない?

●●●追伸●●●
ただね~、首相官邸HPの最後の方は幻滅です。
結局のところ、移民政策そのものを肯定しているだけなんで。

優秀な移民を受け入れるよりも、まずは優秀な日本国民を育成
する方が大事でしょ!

豪州の現在の実情を目の当たりにしても、まだ気付かないんで
しょうかね?

外交に関しては有能な首相なんですが、内政に関してはほとん
ど経済諮問会議の言いなり、なんじゃない!

結局のところ、阿部首相もグローバリズム信奉者ってことなん
でしょうね。

何で日本の「和」の精神を理解しないんだろ~?

私が阿部首相を理解出来ない点が、ここにあります。

この記事へのコメント