シリア内戦を振り返ってみました

釣りバカ親父です。
趣味の釣りを継続するために、ガチで投資を考えています。

朝起きると外は雨・・・。
外出する気分にもなりませんね~。
ってことで、ルアー作りに専念です。

最初に飛び込んできた記事がこちら↓
露国防省、ロシア軍のミサイル装備を列挙
(Sputnik日本 2017年11月23日 00:14 配信)

通常、このような発表を行うってことは、自国の技術力を誇示した
上で、
●売り込み
●牽制
を目的としていることがほとんどです。
売り込むんなら中東の親露国家、牽制はNATOと中国、ってところ
なのかな?
ただ今回は、売り込みの方がウェイトが高いように思えます。
そう思わせる記事がこちら↓
プーチン大統領:企業は軍用品の生産増加に備えておかなければならない
(Sputnik日本 2017年11月23日 01:15 配信)

ロシアの経済力発展に伴い軍備増強の準備をしておけ、っていう
ニュアンスでは無い感じがするんです。
真意のほどは分かりませんけどね。

何てぼんやりと考えていると、この記事↓
シリア和平会議、ロなど関係3か国が開催で合意 アサド政権も歓迎
(AFP BB NEWS 2017年11月23日 7:22 配信)

和平交渉をしつつも、イランと武器売買の密約をロシアが交わした
のかも、って勘ぐっちゃいますでしょ。

それより本日は、シリア内戦が何故起きたのかを考えてみたいと
思います。

まずは簡単に時系列でシリアの歴史を振り返ると、
①1946年、フランスから独立
②1970年、アサド政権樹立
③2011年3月、アラブの春(民主化運動)到来
④同年9月、自由シリア軍結成と共に内戦状態突入
⑤2014年6月、ISの建国宣言
⑥2017年11月、IS殲滅
ってな感じ。

②について。
ただ単に、イスラム教アラウィー派の政党であるバアス党の中で
内ゲバが発生してクーデターを起こし、初代アサドが全権を掌握
した、ってこと。
驚きはこの体制が40年間も続いたことでしょうか。

③について。
余程の善政を敷かない限り、40年間もアサド一族の支配が続く
とは考えられません。
では何故続いてきたんでしょう?
軍・治安部隊および秘密警察による、徹底的な国民の監視があっ
たものと思われます。
それ故に、アラブの春到来と共に国民のアサド政権に対する怒り
が爆発したんでしょう。

④について。
最初は抗議デモでもでしたが、政権側が治安部隊などで弾圧する
ようになると、武器を持つ人々が出現していきます。
これらの人々が集まって出来た集団が、「自由シリア軍」なんで
す。
その中にはシリア軍人も含まれています。
その他にも数多くの武装集団が結成されています。
ただ多くの抗議デモに参加した人々は、この時点でアラブの春か
ら離脱していったようなんです。
恐らく何ですが、この民主化運動への意識としては、抗議デモで
事が運べば良し程度で、自らの命を賭けてまで事を運ぶ覚悟は、
そもそも無かったんじゃないのかな。
こうなると自由シリア軍とアサド政権との軍事衝突になっちゃい
ますよね、これがシリア内戦の始まりでしょう。

⑤について。
まず初めに圧倒的に優勢であるはずのシリア軍が、何故これらの
武装組織を壊滅出来なかったのか、って思いません?
私が理解している範疇で言うと、以下の3点になります。
●米国・EU及びサウジやトルコなどの湾岸国による支援
●シリア国外で反体制派活動を行って来たシリア国民組織の参戦
●脱イスラム化を推進してきたアサド政権打倒を掲げるイスラム
 原理主義者(特に過激な人々ね)の参戦

さらに面倒なのが、アサド政権を支援する国も現れたことです。
●欧米の国債影響力拡大を阻止したいロシア・中国
●湾岸諸国でサウジと対峙しているイラン
●レバノンのヒズボラ参戦

ここまで来ちゃうと、シリア1国内で国際紛争しているのと同じ
状態なんです。
それ故に、「代理戦争」って呼ばれ方をするんでしょう。
ここで注目すべきは、助っ人として参戦したイスラム原理主義者
たちなんです。
最初は個々の組織だったものが、参戦しているうちに合体してい
き、いつのまにやらそれなりの大きな組織になっちゃったんです。
そして目の前を見ると、殆ど国家としては体を成していないシリア
領土があるんです。
そりゃ、奪いたくもなりますよね~。
ってことで、シリアの領土を一部実効支配し、ラッカを首都として
建国宣言したのが、最大組織のISなんです。

⑥について。
IS台頭により、アサド政権 VS 反体制派 VS ISという三つ巴
の戦いになっちゃいました。
しかし皆様もご存知の通り、ISはあくまでもテロ組織という認識
が世界中に広まったんです。
これって、アサド政権にとっては大チャンスでしょ!
だって「対テロ戦争」の最前線をアサド政権が担うことが出来るん
ですから。
結果的にイスラム原理主義者以外は、全て対ISでまとまってしまい
ました。
そして圧倒的な軍事力により、ISは壊滅。

となると、再びアサド政権VS反体制派の戦いになるやん!ってこ
とになるんですが・・・
さすがに、ものが破壊され過ぎました。
さすがに、人が死に過ぎました。
この状況を鑑みて、それでも戦いを続行しようっていうのは、も
はや人間では無い、ってことに気付いたんでしょう、って思いた
いです。

国際社会がこの問題をどのように対処していくのか?
じっくりと観察したいと思っています。

●●●追伸●●●
ただね~、内戦も内ゲバもそうなんですが、自身の思想・理想・
理念・信念を貫くためなら、武力も辞さない輩が始めちゃうんで
すよ。
相手を説得・納得させることが出来ないから。
そこには妥協・最善という言葉は存在しません。

特にアサド政権の場合は「権力」なんですよね。
この力は、人間を人間でない方向に持っていくだけの影響力を
持つ、最大の力なんです。

今回の和平交渉、上手く行くかな~?

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