デフレでケチになったのは国民?それとも企業?

釣りバカ親父です。
趣味の釣りを継続するために、ガチで投資を考えています。

昨日は久しぶりに釣り仲間たちと、一杯飲みに行って来ました。
最初は当然ながら、各個人の「釣り自慢」から始まるんです。
でもお酒が大量に入ってくると、政治・経済の話になっちゃうんです
よね。
本日の議題は「デフレ」になっちゃいました。
これね、正直に申し上げますけど、判断が難しいんですよ。
何が難しいのかと言いますと、
「デフレで賃金減少」
「賃金減少でデフレ」
ここの判断なんです。

私は経済学者じゃないんで、こんなもんは見当も付きません。

でも釣り仲間の話を聞いている内に、何となく判ってきたように、
本当になんですが、思います。

経済に詳しい仲間は、デフレを「貨幣現象」って言うんです。
つまり市場にお金が出回らないから、デフレになるってこと。
だから日銀がお金を刷れば、市場に出回り、結果的にデフレの
脱却になるんだと・・・。

経済に詳しくない仲間は、デフレを「賃金減少」によるものと考えて
いるんですよね。
つまり賃金が上昇しないから、国民は安い製品ばかりに目を向け
る、ってとこでしょうか。

ってな訳で、こちらをご覧下さい↓
賃金の推移
(厚生労働省HPより)

1990年(平成2年)から右肩下がりの賃金になっています。
1990年と言えば、「バブル崩壊」といわれている年ですよね。
これを見ると、2008年(平成20年)にリーマンショックが起こったん
ですが、それ以前に賃金増減率が低下の一途を辿っていた訳で
すから、それほど影響は無かったんかな~、って思っちゃいます。

そして2013年(平成25年)、黒田バズーカ炸裂!
しかし2016年には賃金増減率は、再び0%に・・・。
つまりね、日銀が市場にお金をバンバン出しても、賃金は上昇し
ていない、ってことなんです。

んじゃ、物価は?

こちらをご覧下さい↓
わが国の経済・物価情勢と金融政策
(日本銀行HPより)

日銀の考え方が分かりやすく述べられていると思います。

特に注目すべきは、図表9かな。
黒田バズーカ炸裂までは、消費者は安いものしか買わなかった
ことを、如実に表しています。
でも結局のところ、0%に戻っちゃいました。

ここまで見てみると、お分かり頂けますように、デフレっていうのは
「貨幣現象」
であることは確かなんですが、その根本原因は、
「賃金」
である、ってことになります。
簡単に言うと、お給料が減ったから安いもので我慢する、ってな
感じでしょうか。

さらに、図表1をご覧下さい。
成長率で言うと、日本はダントツの最下位なんです。

これを踏まえた上で、図表3をご覧下さい。
雇用条件は非常に良くなっているんです。

これって何なの?って思いませんか?

低賃金労働者を数多く雇用している、ってことなんじゃない。
端的に言えば、派遣社員とか、外国人労働者とか・・・。
これってね、後進国とか発展途上国と言われている国々が
行っている政策なんじゃないの?
日本も仲間入りするつもり!

ここで不思議に思うことがあります。

黒田バズーカで炸裂したお金はどこへ行ったんでしょうか?

これこそ企業の
「内部留保金」
ってところに行ったんでしょうね。

ここまで見てくると、何となくなんですが、バブル崩壊後の日本
企業は、デフレにドップリと浸かっている感じがします。

この「内部留保金」を賃金に上乗せするだけで、日本経済って
まだまだ伸びるのに・・・。

残念です。

●●●追伸●●●
これってね、日本国民がケチになっただけじゃなく、日本企業も
ケチになった、ってことでしょ。
そりゃ~、企業がケチになったら社員は育ちませんわな~。
社員が育たないんだから、技術も育ちませんわな~。
技術が育たないんだから、企業価値も無くなるわな~。
こんな企業に強みなんて、ありゃしません。

このように考えると、デフレ脱却の一番の近道は、
「賃金上昇」
って、結論になっちゃいました。

お後が宜しくなくて御免なさい。

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